粘膜下子宮筋腫 手術にいたるまで

粘膜下子宮筋腫のため、子宮を全摘してから
あっというまにひとつき。

幸い、なんの不調もありません。ありがたやありがたや。

しいていえば、あの恐ろしいほどの生理がなくなってうれしいあまり、
ストレッチをやり過ぎて、四十肩(五十肩?)っぽくなったり、
数年ぶりに温泉にふらっとでかけ、
もみじのしたで露天風呂につかりすぎて風邪っぽくなったり。
と、
そんなところです。
いやはや。もうちょっとじっといい子にしてないといけません。

――――――

最初に、
「小さい子宮筋腫がありますね~」
といわれたのは、五年くらい前。子宮がん検診のとき。
「直径2センチくらい」
といわれて、
(ああ、じゃあまだだいじょぶだな)

それからちょっとしてから、
献血ができなくなりました。

献血って、最初にちょっとだけ採血してヘモグロビンをはかるんだけど、
その値が低すぎたので、「今日は献血できませんね」といわれたのです。

私は、献血が趣味と言っていいくらいで、
若い頃からこれでひっかかったことがありませんでした。
逆に、採血した看護師さんが
「濃いね~ちょっと抜いたほうがいい!」
と笑われていたほど高かったので、ちょっとショック。

(まあ、年のせいかな。しょうがないなあ)
と、献血をあきらめることに。

そのころからだんだん疲れやすくなり、
からだが言うことを聞いてくれなくなったんだけど、

(まあ、年のせいだろうから)

そして、生理の量が増え、
いつのまにか昼間に夜用ナプキンを使うのが当たり前になり、
生理の期間も長くなり、
二週間たっても終わらず

(やあねえ、更年期って)

と思い込み、
へろへろの体を引きずるようにして過ごすこと数年。

去年の秋、
内科で受けた健康診断でヘモグロビンが9.0
再検査したところ、
「フェリチン」なるものが、測定できないほど低くなってることがわかりました。

調べてみると、
フェリチンとは、貯蔵鉄というもので、
血の中に鉄分が足りなくなると、ここから引き出す…という仕組みになってるらしい。

つまり、
手持ちの現金が足りなくなると引き出す銀行預金のようなものらしい。
それが、果てしなくゼロに近いという結果。ぞ~
「それってまずくないですか先生」
「まずいですね~かなりまずい」

とりあえず鉄剤が処方され、胃カメラと便潜血検査をすることに。
でも胃カメラと便潜血では異常なし。
血液検査の他の項目も異常なし。

あと考えられるのは、生理の量が多いことだけ。
「婦人科でみてもらってください」といわれて、婦人科を受診。

とはいっても、かかりつけの婦人科では、半年前にがん検診を受けたばかり。
「粘膜下筋腫は、できる場所が悪いので、
たとえ直系が2センチでも、出血は多くなる。
でも、年齢的に、もうすぐ閉経だからね。
貧血?生理の量が多い?
しょうがないね。鉄剤のんでがまんして…」
と、かかりつけの産婦人科の先生。

鉄剤をのみはじめて二ヶ月くらいたつと、
格段にからだが楽になり、たえずあった軽い頭痛もなくなり、
ぼうっとした、「もや」みたいな感じもとれて、
ヘモグロビンの値も上がり、正常値に。

それではじめてよくわかった。
ここ数年のだるさは、この貧血のせいだったのね~
貧血ってこわい。
貧血っていってもあまくみちゃいけないなあ。

ところが、
ヘモグロビンの値が正常値に入ると、鉄剤は処方されなくなります。
そして、
(あくまで当時の私の場合ですが)
二回ぐらい重~い生理がきたら、もとのもくあみ。
ヘモグロビンの値が、すぐにまた9前後をうろうろするように。

しんどい…。

結局、閉経まで、鉄剤を飲み続けることになるらしい。
でも、怖いくらいの過多出血にもうんざり。
いったいいつになったら、閉経するんだろう?

女性ホルモンは、E2なるものが88。
婦人科の先生いわく
「ん~卵巣は立派に仕事してますな~まだまだ閉経しそうもない」
「はあ」

ちなみに、(これはまったく関係ないかもしれないことですが)
私の実母が閉経した年までは、あと七、八年ある。

ん~。
精神的に、すっかりうんざりしてしまい、
なんとかならないものかと、
セカンドオピニオンを求めて、総合病院の婦人科にかかることに。

覚悟はしてたけどすご~く混んでて、二時間以上待つ。
第一印象、あんまり優しい感じのしない中年男性医師に、
生理が重いという話は、とってもしづらい。

それでもがんばってひととおり経過を説明すると、
先生はけっこう怖い顔しながら、
「あとは、手術するしかないですよ。
でも、命にかかわるような状態ではないし…」

と、あまり手術をすすめてくれない。

待合室がいっぱいなのもわかってるし、
泣き寝入りして
すごすご帰宅してもおかしくなかったけれど、
今思えば、やはり当時の私は相当切羽詰まってたんだろう。
「手術の説明をしていただけませんか」
と、食い下がることができた。
「仕事にも支障がでているので」

と、きっぱりいうと、
先生の態度がほぐれて、
なんだかうれしそうに腹腔鏡下の手術について
あれこれ説明をはじめてくれました。

――――――

結局、この先生に手術→退院までお世話になるのですが、
ひとってほんとおもしろい。
第一印象って、あてにならない。
退院したあと、
先々週、また診察してもらったんだけど、
もうすっかり和気あいあい。
「よかったです~ふふっ。で、なにか困ってることって、他になぁい?」

優しすぎ!おぎままみたい♡


(手術についての話は、また次回!)
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by coboredane | 2013-12-01 13:34 | からだのこと
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