おいなりさんにはご用心あそばせ…

f0252707_10255127.jpg桜吹雪ならぬ、梅吹雪…



黒柴さくらの通常コース(約3000歩)
の途中には、
二つのおいなりさんがある。

この写真の右、
うっそうと茂みの奥に、
ひとつめのおいなりさんがある。
かなり古いんだけど、
手入れはちゃんとされていて、
なんとな~く、
なんとな~く、
犬が近づいてはいけないような雰囲気。

なので私は、
ちょっと離れたところから手を合わせ、

「犬連れなんで、ここから失礼します」

みたいにご挨拶してた。なんとなくね。


先日の夕暮れ、

その近くで、犬好きの上品そうな老婦人に、黒柴さくらが例のごとくじゃれついていき、
なでなでしてもらいながら、そのまましばしおしゃべり。

そこのおいなりさんのお手入れをしてきたという。
「うちのおいなりさんだから」

なんとなんと、ここらへんの大地主さんだった!

「あそこのおいなりさんは、気をつけた方がいいわよ」

もう何百年も前からあそこにあるというおいなりさん。
(前にも書いたが、
ここら辺の山は、戦国時代の小田原北条氏の砦あと)

うかつに木を切ったら病気になったり、
そばで犬を遊ばせたひとが、大けがしたとか。
あれこれ、そらおそろしい伝説がある。
とにかく、気をつけたほうがいいとのこと。

そうなんですか~。
いや~私もなんとなくあそこには近づいてはいけない空気を感じてて
この犬は、あそこに近づけてないんです。

といったら、
「若いのに感心ね~」

(いやいや、若くないです…汗)

話がはずんで我が家の場所を教えたら、
「まあ。あそこは昔、うちの栗林だったのよ~
ここらへんでは一等地で、ほんとは手放したくなかったんだけど、
兄が病気で…しかたなく」

あ~一等地と聞いてうれしいような、申し訳ないような(汗)


黒柴さくらがこれほど人なつっこくなければ、
聞けなかったお話がたくさんきけた。
犬連れのみなさん。おいなりさんには気をつけませう。

f0252707_10462546.jpg
こちらは二つ目のおいなりさん。

なんと真下にトンネルが通ってて
東海道新幹線がつっこんでくるポジション。


(向こう側が新横浜、手前が小田原)



まさかこんな場所になろうとは。

おいなりさんも、
思わなかっただろうな…。
[PR]
by coboredane | 2013-03-10 11:05 | 西湘よいとこ
<< 三陸つぼみ菜。と、道ばたの水仙 さし芽でふやした沈丁花&お三時... >>